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インドネシア・大規模社会制限(PSBB)の延長とジャカルタへの出入規制について
コロナウィルスの感染拡大を受けて、インドネシア保健省は各地方政府からの要請を承認し、各都市で大規模社会制限が開始されています。
ジャカルタでは4月10日から開始され、5月22日までの期限となっておりましたが、4月19日付のジャカルタ州知事決定489号により2週間延長がなされ、6月4日までとなりました。
ジャカルタにおける制限詳細に変更はなく、下記、規制内容のサマリーとなります。
- 一部の業種を除き会社オフィスの活動停止・就業の禁止(自宅勤務)
例外業種:健康・飲食・エネルギー・通信・物流・ファイナンス・国家戦略事業・一部製造業(なお、制限期間中の工場の操業はオンライン許可の取得が必要です。) - 学校等教育現場の休止と自宅学習
- 5人以上の集会の禁止
- 結婚式等の禁止
- 公共交通機関の制限
バス・電車は減便のうえ、6時から18時までの時間短縮、乗客数を50%以下までの制限、乗車の際のマスク着用義務 - 貧困層への食糧援助
- バイクタクシーの乗客利用の禁止(フードデリバリー等は認められています。)タクシー等乗用車の乗員数制限
また、5月14日付けジャカルタ州規則47号においては、ジャカルタ近郊以外からのジャカルタへの出入りを制限しています。主としては断食明け大祭期間の帰省を制限するための規制ではありますが、外国人も対象となります。
ジャカルタ・ジャカルタ近郊に居住する者は、ジャカルタへの出入りは身分証等の携帯で可能です。移動の際、インドネシア人ドライバーの身分証居住地がジャカルタ近郊以外の場合には、移動制限を受けるので、移動の際には前もって確認が必要ですので、御注意いただく必要があります。