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[全訳] (広州)新版地方税収発票の使用に係る布告

《広東省地方税務局による新版地方税収発票の使用に係る通達》(粤地税発[2009]103号)の精神に基づき、広東省地方税収発票の管理を標準化し、発票の偽造防止を一層強化し、広く納税義務者と消費者の合法権益を保護し、国家の税収入を保障するため、広東省地方税務局は広東省地方税収発票(深セン市を除く)のバージョンを更新し、関連事項を以下に通達する。(原文

一、広東省は、2009年7月1日より新版の広東省地方税収発票を使用し、旧版の地方税収発票の使用を以下のように停止する。
(一)旧版《広東省地方税収通用定額発票》と各市税務局の監督により印刷した通用定額発票(有奨発票を含む)の使用は、2009年6月30日に停止する。
(二)その他旧版地方税収発票(会社名が記載された発票を含む)の使用は、2009年12月31日に停止する。

二、新版の地方税収発票には、以下の偽造防止特性がある
(一)新版の地方税収発票の発票は、広東省地方税収専用の発票偽造防止専用紙で印刷され、白黒の水印図案の透かし、黒色水印図案の英文字表記「GDLT」、白色水印図案の広東省税務局のロゴを施す。
《道路、内陸河川貨物運輸業統一発票》は、従来どおり国家税務総局規定に基づき、乾式複写紙で裏面に藍色を印刷する。
(二)新版地方税収発票の発票綴りは、国家税務総局指定の有色蛍光油性インクで監督印に重ねて印刷する。赤色インクを使用し、光に透かすとオレンジ色に見える。
(三)新版《広東省地方税収通用定額発票》が持つ偽造防止の特性は以下のようである。

  1. 発票には、広東省地方税収専用の高温で変色する偽造防止用油性インクで「LT」名の図案を印字する。これは常温では青緑色だが、手で摩擦したり図案を加熱したりすると黄色に変色し、再び常温に戻ると青緑色になる。
  2. 発票コードの第8桁と第12桁及び発票番号は全て特別なデジタル噴射印刷技術で印字され、文字の上段は点線、下段は実線となっている。

三、旧版地方税収発票の返還期限
(一)未使用の旧版《広東省地方税収通用定額発票》を保有する納税義務者は、必ず上記に定める期限内に発票の使用を停止し、封で閉じ、2009年8月31日までに主管地方税務機関で発票の返還手続きをとらなくてはならない。
(二)未使用のその他地方税収旧版発票を保有する納税義務者は、必ず上記に定める期限内に使用を停止し、封で閉じ、2010年3月31日までに主管地方税務機関で発票の返還手続きをとらなくてはならない。

四、広州市地方税務局の監督により印刷した部分発票の使用期限
(一)《広東省広州市サービス業発票》、《広東省広州市抵当業発票》、《広東省広州市競売業発票》、《広東省広州市ホテル業宿泊料発票》、《広東省広州市旅行業発票》、《広東省広州市広告業発票》は、2009年末まで使用でき、2010年1月1日より使用が停止となる。保有する未使用の発票は、2010年3月31日までに主管地方税務機関で発票の返還手続をとらなくてはならない。
上記の発票に対し、新たに追加した《広東省広州市地方税収通用発票》をもって切り替えた場合は、2009年下期は上記発票と同時に使用することができる。
(二)《広東省広州市営業匯総証憑》は、2009年末まで使用でき、2010年1月1日より使用が停止となる。保有する未使用の証憑は、2010年3月31日までに主管地方税務機関で返還手続きをとらなくてはならない。

五、納税義務者が失効した発票を許可なく使用したり、期限を過ぎても旧版発票の返還手続きを行わなかったりした場合、主管地方税務機関は《中華人民共和国発票管理弁法》及びその実施細則の関連規定に基づいて処理を行う。

広州市地方税務局
2009-6-24