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広東省で人工降雨、一部で干ばつ緩和
広東省では北部と東部の干ばつで32万5000人の飲用水に影響が出ており、310カ所の貯水庫が枯渇、農作物にも多大な被害が出ている。このため、同省気象局は人工雨を降らせる目的で11月9~10日の早朝、韶関、河源、梅州、清遠、潮州の5市で計51発の降雨弾を発射した。これにより各地で降雨があり、一部地域で水不足が緩和した。省内10カ所の気象部門では再度、人工降雨の準備をしていると伝えられる。一方、生活用水などを広東省の東江に頼る香港では供給量に制約が出る可能性は低いとされているが、広東省の状況を憂慮し、特区政府は今後数カ月間、東江からの水の供給量を減らすことも検討しているという。10、11日付『明報』『星島日報』が伝えた。(香港ポスト)