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ガソリンなど石油製品の値上げ発表、今年4回目

国家発展改革委員会は1日、翌2日からガソリンとディーゼル油の価格を1トン当たり各300元引き上げると発表した。中国ではガソリンなど石油製品の価格は当局の統制下にあり、国際原油価格を反映させながら調整されている。価格調整が行われるのは今年に入って6回目で、うち、値上げは4回目となった。中国当局は今回、国際原油価格の上昇を理由に値上げを行ったが、タイミングは現行規定によって調整が可能となる日から数日後となった。そのため、国内では値上げがいつ実施されるのか、または、されないのかに注目が集まっていた。値上げが遅れた背景には消費や石油関連の川下産業への影響の懸念もあったが、石油精製企業のコスト上昇による業績悪化を避けるために踏み切らざるを得なかった模様だ。(香港ポスト