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武漢・日系企業4社が襄陽ハイテク開発区に入居
【2012年2月6日湖北日報より】3日、東プレなど日系企業4社は襄陽ハイテク開発区とプロジェクトの契約調印式典を行った。契約ベースでの投資総額は計22億元で、全て稼動後の年間生産高は150億元となると見込まれている。
今回契約した日系企業のうち、東プレは日本の有名自動車部品製造業であり、東風日産の一次サプライヤーである。三五はトヨタ、日産等の製造パートナーで、ベバストは世界でも有名なサンルーフブランドメーカーである。襄陽に工場を設立し、「ティアナ」等の自動車生産に部品を供給する予定である。双日は15億元を投じ、襄陽ハイテク開発区と共に日系中小企業産業パークを建設する。
東風日産の生産能力拡大及び日本の東日本大震災以降の企業の移転加速をきっかけにして、襄陽は多くの日系企業の誘致に力を注いでいる。この2年間で既に15社の日系企業が襄陽ハイテク開発区に設置された。去年7月には、日本発条とティアナ用自動車シートプロジェクトが稼動し、総投資額は9200万米ドルで、その年における日系企業の対中投資額で第5位となるプロジェクトであった。
襄陽の良好な投資環境を感じた日系企業は、後に自ら宣伝マンの役割を果たしている。昨年10月に行われた湖北省-日本投資経済貿易推薦会では、襄陽は8つの投資プロジェクトの契約に成功し、投資総額80.8億元で、今回の推薦会で契約数、契約金額共に湖北省最多であった。