インドネシア

インドネシア・PPKM(ジャワ島とバリ島における地域社会規制)の再延長について

2021年1月より政府はジャワ島とバリ島において新型コロナウィルス感染症拡大が激しいことから、PPKM(ジャワ島とバリ島における地域社会規制)を実施しています。

上記の規制は2週間ごとに延長され、2021年3月4日付内務大臣命令により3月22日まで延長されることが決定されました。

規制の内容は従前と同じで、職場は50%までの出社とする(50%は在宅勤務)となっております。今後は、インドネシア国内の感染者の状況を見ながら再延長等が検討されます。

現在、インドネシアでは新型コロナウィルス感染症のウィルス接種が順次行われており2021年末までに国民の70%以上が摂取できるようスケジューリングしています。企業負担による集団接種の希望登録(詳細未定)も開始しております。新規感染者数は、3月に入り5千人から7千人/日で推移しており、1-2月の1万人を超える状況からは減少傾向にあります。また、政府は3月以降の祝日規則などを改定し連休を取りやめるなどの措置を講じています。

参考:2月22日付3大臣(宗教・労働・国家機構改革大臣)共同決定
2021年一斉年休行使日の改訂(有給一斉行使奨励日の改訂)

政府は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、従前7日間と設定していた有給一斉行使奨励日を改訂し、5月12日と12月24日の2日のみとしました。