インドネシア 一般ニュース

インドネシア・インドネシアの貨物港について

インドネシアにはフルコンテナ施設(コンテナクレーン設備有り)をもった港が多くあり、最大の港はジャカルタ地域を担当しているタンジュンプリオク港、次いでスラバヤのタンジュンペラク港となっている。その他のフルコンテナ港としては、メダンのベラワン港、セマランのタンジュンエマス、マカッサル港、Pontianak港、Panjang港、 Palembang港などがある。

バンジャルマシン、ビトゥン、サマリンダ、トルクバユルの港には、セミコンテナ施設(コンテナ区域)が設置されている。インドネシアにはその他に、ドュマイ、ロクスマウェ、プカンバル、パンジャン、パレンバン、トルクバユル、ポンティアナック、ジャンビ、バンジャルマシン、ベノア、テナウ、サンピット、バリクパパン、サマリンダ、ビトゥン、アンボン、ソロンといった戦略的港がある。

ジャカルタのタンジュンプリオク港は西ジャワ地域において外貿コンテナ港湾として機能する唯一の港であり、インドネシア最大の流通港湾として、コンテナ貨物では全国の約半分近くを取り扱う。

スラバヤにあるタンジュンペラク港は、インドネシア第2の港湾であり、東部インドネシアの物流を担う拠点港湾である。スラバヤ市のゲートウェイであるタンジュンぺラク港は、スラバヤ大都市圏とインドネシア国内各拠点としてだけでなく、豊富な天然資源や農産物に恵まれている東ジャワ地域に、近年、日本、台湾、韓国やASEAN諸国から製造業や加工業などの企業立地が相次いでいることから、近隣アジア諸国を結ぶ物流拠点として、インドネシア政府よりジャカルタ市のタンジュンプリオク港とともに国際ハブ港湾に指定されている。