香港
香港・ビジネスチャンス拡大の為、世界各国から優秀な人材を招致する「Top Talent Pass制度」
過去2年間で、約14万人の労働力が地域から流失しており、香港政府は、香港の人材を積極的に育成・確保するとともに、この制度を通じて、海外からの人材の誘致に一層力を入れていくために、2年間の期間を限定して、「Top Talent Pass制度」を開始します。
本制度の目的は、世界各国から豊富な実務経験と高い学歴を持つ優秀な人材を招き、香港でのビジネスチャンスを広げてもらうことです。 これらの優秀な人材には、高所得者や世界トップクラスの大学の卒業生が含まれています。本制度は、アフガニスタン、キューバ、ラオス、北朝鮮、ネパール、ベトナムの国籍の方には適用されません。
この制度に申請できる対象者は、過去1年間の年収が250万香港ドル、または世界のトップ100の大学を卒業し、過去5年間に3年以上の実務経験がある場合には、香港に滞在可能なパスが発給されます。 世界のトップ100の大学の卒業生ではあるが、実務経験の要件を満たさないものの、過去5年以内に卒業した方にも、年間1万人の上限を設けて発給される予定です。 なお、日本では、東京大学、京都大学、東京工業大学、大阪大学、東北大学、名古屋大学の6校が該当します。この制度は、1年後に見直しが予定されています。
参加資格
申請者は、申請時に香港特別行政区での雇用を確保する必要はありません。 通常の移民条件を満たしていれば、他の滞在条件に左右されることなく、24ヶ月間香港に滞在することができます。 申請者は、以下の(a)~(c)に記載されたカテゴリーのいずれかを選択し、優良移民受入制度に申請することができます。
(a) 申請直前の1年間の年収が250万香港ドル以上(または外貨での相当額)の方。
(b) 上位100位以内の大学(注1)で学士号(注2)を取得し、出願直前の5年間に3年以上の実務経験(注3)を積んだ方。
(c) 応募直前5年以内にGlobal Top100大学(注1)で学士号を取得した方で、実務経験が3年未満の方。(年間割当枠があり先着順/香港特別行政区で学士号を取得するための現地で認定されたフルタイムのプログラムに在籍する非現地学生には不適用)
許可された申請者は、通常、他の滞在条件に左右されることなく、最初の入国時に24ヶ月間の香港滞在が許可されます。
ウェブサイト | 原文リンク |
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Immigration Department | Top Talent Pass Scheme |
香港入境事務處 | 高端人才通行證計劃 |
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行政長官2022年施政報告 | 施政報告 |
Immigration Department 香港入境事務處 |
Aggregate List of World’s Top 100 Universities / 全球百強大學綜合名單 |