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香港・金融発展局、新たな証券市場の設置を提唱

諮問機関の金融発展局は6月18日、香港が国際的な新規株式公開(IPO)センターとなるためのリポートを発表した。

19日付香港各紙によると、アリババが最終的に香港上場を放棄して米国上場を選んだことが香港で議論を呼んだことを受け、金融発展局はIPOについて異なる法律の枠組みでの上場を容認し外国企業の上場を呼び込むことを提唱。ロンドン証券取引所ではプレミアム、スタンダード、HGS(高成長)の市場を設けタイプの異なる投資家、発行者に対応していることを参考に、香港でもメーンボードと創業板(GEM)以外にリスク、業界、株式構成に応じて別の市場を設置することをなどを提案した。

だが立法会の張華峰・議員(金融界選出)は「一般投資家が一部のIPOに参加できなくなる」ことなどからメーンボードのさらなる分割には反対の立場を示した。(香港ポスト