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香港・人民元業務の拡大、新たな清算協議調印へ

香港金融管理局(HKMA)と中国人民銀行(中央銀行)は間もなく、新たな人民元の清算協議に調印する予定で、香港の人民元業務の範囲が拡大する見込みだ。13日付『明報』によると、清算協議は19日に調印されるもよう。

新たな内容としては、企業の人民元両替には上限を設けず、口座開設、銀行間の資金移転も可能となる。銀行、保険会社、証券会社、ファンド運営会社による人民元商品の開発・販売も認められる見込みだ。一方、個人の両替上限(2万元)、中国本土への送金上限(8万元)は変わらないとみられる。(香港ポスト