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新型インフル集団感染、小学校など全面休校
曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官は11日、新型インフルエンザ(A型H1N1)対策委員会を開いた。聖保禄学校(セントポール・コンベントスクール)中学部で生徒12人の集団感染が分かったのを受け、12~25日の2週間、小学校、幼稚園、保育センター、特殊学校など、低年齢の子供が集まる教育機関をすべて休校とする緊急措置を決めた。中学校については、生徒の感染が確認された場合、その学校を休校とする方針だ。聖保禄学校では10日に生徒1人の感染が確認され、11日から休校している。感染源は判明していない。孫明揚(マイケル・スン)教育局長は、休校期間中は人混みや多人数の接触する場所、新型インフル流行地域への海外旅行に子供を連れて行かないよう、保護者に注意を呼び掛けた。このほか、社会福利署では、高齢者サービスやリハビリセンターはケアが必要な人の利用は継続するが、子供や家族の訪問をなるべく控えるよう呼び掛けている。(香港ポスト)