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人民元建て貿易決済、昨年は36%増

昨年、香港の銀行を経由した人民元建て貿易決済は前年比3割増となったことが分かった。1月23日付香港各紙によると、これは香港金融管理局(HKMA)の陳徳霖(ノーマン・チャン)総裁が22日、ドバイで行われたフォーラムで明らかにしたもの。2012年通年の人民元建て貿易決済の総額は前年比36%増の2兆6000億元、人民元預金・譲渡性預金は同5%増の7000億元、貸し出し総額は同133%増の700億元(11末現在)、即時決済システムの1日当たり平均取引量は同127%増の2600億元、人民元建て債券の発行規模は1120億元、同債券市場規模(未償還残高)は同60%増の2300億元に達した。一方、香港上海銀行(HSBC)の馮婉眉・香港区総裁は同日、香港の人民元資金プールの規模は今年2けた成長し、15年に香港の預金残高全体に占める人民元の割合は昨年11月の8.7%から30%に拡大すると予測した。また人民元の自由兌換は5年以内に実現するとみている。(香港ポスト