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ペットフード購入の本土観光客が増加【香港—社会】
中国本土のペットブームにより、香港では輸入品のペットフードを買い求める本土観光客が増加している。背景には本土で販売されている外国製品は種類が少なく偽物が多い、有害物質メラミンが混入した牛乳が市場に出回るなど国産の食品の信頼が失墜している、本土よりも香港の方が輸入品の値段が安いといったことがある。しかし、本土では外国製品の持ち込みに関税がかかることから、来港時に1、2袋購入し、手荷物の中に隠してこっそり持ち帰るケースが多いという。また、ペットフードの密輸も増加しており、昨年、深セン検験検疫局が税関で検挙した密輸ペットフードは犬、猫、ウサギ、魚、鳥用など合わせて計10トン以上だった。20日付『星島日報』が伝えた。(香港ポスト)