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広東省、治安悪化で2月の刑事事件3割増

広東省では2月の刑事事件の発生件数が大幅に増加した。金融危機の影響による雇用環境の悪化から治安問題が深刻化してきた。16日付『香港経済日報』によると、同省公安庁が発表した統計では2月に通報を受けた刑事事件は前年同月比28.5%増、治安にかかわる事件は前月比15.1%増だった。特に多かったのは紙幣偽造に関する事件で、一部本物の紙幣を利用して作った偽札を銀行で交換するケースが目立った。また深セン市や仏山市などでは車を使った強盗事件が増加。これは4~6人の犯罪グループがターゲットをワゴン車に連れ込み、金品やカードを奪うもの。かつて話題になったエイズ針集団も再び深センで暗躍しているという。(香港ポスト