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東日本大震災でサービスアパート満室

東日本大震災の影響を受け、香港のサービスアパートの満室状況が続いている。22日付『信報』によると、これは日本の多国籍企業の駐在員が一時的に拠点を香港に移し始めた影響とみられている。新鴻基地産では先週から予約の問い合わせが相次ぎ、同社の物件は平均でも入居率97%、そのほかでは信和グループのサービスアパート、ロイヤルパシフィックなどは100%の入居率となった。

新鴻基地産のある幹部は、「多いところでは数十室必要だという会社もあるが、部屋数が少なく対応できない状況だ」と語った。サービスアパートのほか、ホテルも震災の影響で部屋不足が続いている。来月開催予定の香港セブンスや国際会議でもともと不足気味だったところに日本からの予約が加わったためで、客室稼働率が100%近いホテルが増える傾向にある。(香港ポスト