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不動産価格下落、新界では百万ドル以下も【香港—経済】
金融危機と銀行の住宅ローン引き締めにより、中古物件を中心に不動産相場が下落している。不動産代理店大手の美連物業によれば、市況の低迷と経済の先行き不透明感により、大幅に値下げして物件を手放すオーナーが増え、●湾の中心地で404平方フィート95万ドル、深井で525平方フィート85万ドルの中古物件が現れた。また、同じく大手の中原地産でも天水囲の嘉湖山荘で708平方フィート98万ドルの中古物件が売り出されている。これらの中には深セン市よりも安い物件があるという。専門家は、新界地区の取引量は今後伸びるが、ローン引き締めが足かせとなり価格はまだ下がるとみている。一方、中原地産の調査によれば、10月の中古物件の取引量は約3650戸、成約高は約102億ドルと見込まれ、2005年12月以来最低となる可能性もあるという。3日付『香港経済日報』が伝えた。【●=草かんむりに全】(香港ポスト)