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四川大地震、被災学生の数に疑問の声
四川大地震の発生から12日で1年を迎えるが、先ごろ四川省政府が発表した学生の被災者数に疑問の声が上がっている。8日付『香港経済日報』によれば、同省政府は7日、地震での学生の死亡および行方不明者は5335人、障害を負った学生は546人、建物の倒壊は質の問題ではなかったとして、原因の所在が「豆腐渣工程(手抜き工事)」にあったことを否定した。数字について四川省教育庁は、学校と教育部門が何度も確認し、国家の慰問金と社会援助金の申請人数とも一致した。倒壊に関する結論も専門家が調査を行ったものだと強調した。だが、民間団体の初期調査では、死亡した学生は5000人以上。さらに昨年11月に同省副省長が被災学生は19万65人だったと明かしており、今回公表された数字と大きな開きがある。手抜き工事も認めれば高官や不動産業者の責任が追究されることから、ネットユーザーから「真相を隠しているのでは?」といった疑問が出ている。(香港ポスト)