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東莞、外資・加工貿易の環境保護審査を免除

東莞市では金融危機による企業の苦境に対応し、今年は加工貿易工場と外資系企業に対する環境保護審査を免除する。8日付『大公報』によると、これは同市環境保護局の劉国軍・副局長が明らかにしたもの。これまで加工貿易契約の締結・更新で必要とされていた環境保護部門の審査プロセスを省略することで審査は3~5日短縮できるという。ただし劉副局長は、これが環境保護規制を緩めるものではなく、違法行為は厳しく取り締まると強調した。東莞のメーカーによる年間の汚水排出量は2億3000万トン。特にメッキ、漂白・染色、製紙、皮革など汚染をもたらす割合の高い企業は1252社で、汚水排出量の8割を占める。東莞では昨年、環境保護のためこれら汚染企業149社を強制的に閉鎖した。(香港ポスト