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官僚汚職、贈賄相手と愛人女性を共有
汚職官僚の摘発が相次ぐ中、今年初めに汚職容疑で起訴された広東省塩務局の元局長が、贈賄相手と愛人を共有していたことが発覚した。2日付『星島日報』によれば、この事件は業界最大の集団汚職とされ、少なくとも7人の官僚が逮捕されている。うち元局長の沈志強・被告(58歳)は当時の役職が逮捕者の中で最も高く、2006~08年に塩製品の包装業務をめぐり愛人を通じて紙製品会社幹部から約66億元のわいろを受け取った疑いが持たれている。11月30日に広州中級人民法院で行われた裁判では、沈被告と贈賄相手が愛人女性を共有していた事実が明らかとなった。被告は「この女性から関係をばらすと脅され、家族のことを案じて仕方なく金を受け取った。わいろの金はすべて女性の懐に入った」と供述しているという。(香港ポスト)