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H1N1変異ウイルス、香港でも検出
A型H1N1ウイルスの変異種が、香港の新型インフルエンザ患者にも確認された。衛生署は、この変異が原因で重症化する、死亡率が上昇するなどの異常は見られないと報告した。7月25日にプリンス・オブ・ウェールズ医院に入院した1歳男児から検出されたウイルスの、123番目の塩基配列がノルウェーで発見されたものと同じ変異を起こしていた。男児は3日後に退院し、すでに回復、家族に症状は出ていない。この変異種はブラジル、中国本土、日本、メキシコ、ウクライナ、米国でも見つかっており、抗ウイルス剤であるオセルタミビル(製品名タミフル)、ザナミビル(製品名リレンザ)への耐性は見られない。(香港ポスト)