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インドネシア・PPKM(ジャワ島とバリ島における地域社会規制)について
社会規制の強化と延長
2021年1月より政府はジャワ島とバリ島において新型コロナウィルス感染症拡大が激しいことから、PPKM(ジャワ島とバリ島における地域社会規制)を実施しています。当初1月11日から1月25日までとなっていましたが、規制は2月8日まで延長されてました。対象となる地域は、ICUと病床占有率が70%を超える州で、死亡率・感染中の者の率が平均を上回り、回復率が平均を下回る地域を対象としています(ジャカルタ全域は規制の対象となっています。)。なお、主な規制は下記の通りです。
- 職場は25%までの出社とする(75%は在宅勤務)
- 学校はオンライン学習を継続とする
- レストランはデリバリーや持ち帰りを除き25%まで
- ショッピングモールは19時までの営業(その後、20時までと延長されました。)
- 建設とエッセンシャルセクターの業種については、保健プロトコルを遵守のうえ100%出勤を可能とする。
- 宗教施設は50%までに制限。
上記は、2月8日の政府アナウンスメントにより、制限が緩和されて延長となりました。緩和内容としては下記の通りです。
- 職場は50%までの出社とする(50%は在宅勤務)
- ショッピングモールは21時までの営業
上記期限は2月22日までとされています。
移動規制の継続
上記PPKMの延長に伴い州をまたぐ移動についても従来の移動規制を継続する旨を発表しています。
基本的に従前の移動制限の規制と同様となり、州をまたぐ移動の場合、バリ州においては48時間、ジャワ島内の場合には72時間前までのPCR検査又は迅速抗体検査の陰性証明書の提示とE-HAC(ヘルスアラートカード)の形態が必要となります。なお、移動規制については、ジャワ島・バリ島以外の地域でも72時間以内のPCR検査書面が必要とされています。