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武漢市に駐在外国人子女のための学校設立を計画

【2011年12月5日 長江日報】武漢市党委員会は12月4日、「党大会への提案」活動を通じ、各企業から寄せられた意見や提案を一週間ほどで分類整理し、それぞれ相応する各部門からの返答を得た。その中で市教育局は武漢蘇泊爾炊飯器有限公司などの企業からの要望を元に、外国籍社員子女の武漢でのスムースな就学を確保し、外国籍人材の懸念の解消を図る措置を採ることにした。

この措置は以下の通り。

  1. 企業の外国籍子女の就学手続きを簡略・簡素化し便利なものとする。
  2. 長期間武漢にて就学する外国籍子女に対し、小学校入学時と中学進学時において、地元生徒と同等に扱い不公平な待遇にしない。
  3. これら子女の学籍の動態管理を実施し、クラス定員に空きがあり、入学条件を満たせばいつでも転入可能とし、また正当な理由があればいつでも転校可能とする。
  4. 個別特殊事情に対しては、特別な方法や優先的解決政策を実施し、外国籍子女の入学や進学に善処する。
  5. そのための外国籍子女向けの学校を2~3校設立する。