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広西・梧州、土地収用めぐり1000人が乱闘

広西チワン族自治区梧州市で先ごろ、土地収用をめぐって住民が警官隊と衝突した。14日付『星島日報』、15日付『信報』によると、同市蒼梧県竜墟鎮で13日、こん棒などを持った住民が水利工事を妨害し、警官隊と衝突。約1000人の乱闘となり、警官数人が重傷を負ったほか、警察犬2頭が殴り殺され、多くの警察車両が破壊されるなどの騒ぎに発展した。

武装警察が出動して催涙弾などで鎮圧し、多くの住民が逮捕された。同鎮では長年にわたり学校やバスターミナルなどを建設する名目で土地収用が行われているものの、用地は最終的にデベロッパーに転売されてホテルや高級住宅が建設されているという。このため住民らは政府が暴利をむさぼり十分な補償金を払っていないとの疑惑を抱いていた。(香港ポスト