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[M&A] 味全食品工業、香港・中国子会社2社を買収へ
2010年4月5日に、香港、中国に進出しているケンコーマヨネーズ社(JASDAQ上場、以下KM社)は海外子会社を改組し、第3者割当増資の実施を発表した。本件の増資引受側は中国及び台湾の食品企業大手の味全食品工業股份有限公司(以下、“味全”)であり、KM社の香港子会社及び広東省(東莞)子会社両社、各50%のシェアを取得する。
中国大陸でのサラダ事業を拡大し、トップ・シェアを獲得するため、KM社は香港に上場している頂新国際集団の子会社“味全”社をパートナーにした。そこで、既存子会社である健可食品(香港)有限公司及びその傘下企業の健可食品(東莞)有限公司それぞれの社名を頂可(香港)有限公司及び頂可(東莞)有限公司に名称変更する。なお、今後の予定として中国杭州市に新たな傘下企業を設立し、マヨネーズ・ドレッシング製造の新工場を建設する計画。東莞市の既存工場にも設備増強を行う予定で、2011年半ばの杭州新工場操業も合わせ、5年後の売上高が35億円強になると見込んでいる。現状、引受金額はまだ開示されていない。
資料出所:
1)ケンコーマヨネーズ社のホームページ(プレス・リリース)より。
2010/04/05 日付、表題:“子会社への第三者割当増資に伴う子会社の異動に関するお知らせ”
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