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破産申請、前月比伸び率が7カ月ぶり下降
4月の破産申請件数は1490件で、前年同期比55.6%増加したが、前月比で20%減少し、昨年8月以来初めて伸び率が下降に転じた。破産申請が1000件を超えたのはこれで6カ月連続。申請の9割は25~40歳、月給は8000~1万5000ドルの会社員で、不況で解雇や減給に遭い、カードの支払いができずに破産に追い込まれたケースが多かった。これら人々の平均負債額は16万~40万ドル、最高は60万ドルだった。また、破産を申請した中小企業経営者の平均負債額は80万~90万ドルだった。破産処理を専門に行う弁護士は「香港経済に回復の兆しが表れ、銀行が積極的に融資を緩和するようにならなければ今後数カ月は毎月1500~1600件の申請が続く」とみている。16日付『文匯報』が伝えた。(香港ポスト)