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『都市青書』、都市と農村の収入差は最高6倍
中国社会科学院は15日、最新の『城市藍皮書(都市青書)』を公布した。同書は2007~08年度の中国の都市の発展状況と問題、対策を体系的に分析し、あらゆる方面から09年の発展の傾向を分析・予測したもの。それによれば、昨年末までの農村から都市への転換率は45.7%に達し、都市部人口は2000年比1億4800万人増の計6億700万人、うち100万人以上の人口を擁する都市は118都市となった。だが、都市と農村の貧富の差は拡大し、平均収入の差は2000年の2.79倍から3.31倍、地域によっては4~6倍にまで広がった。コンピューターの所有率も都市と農村では10倍前後の開きがあった。また、昨年末の都市部の登録失業率は4.2%、金融危機により今年の失業率はさらに上昇する見込みだ。16日付『文匯報』が伝えた。(香港ポスト)