旧正月の本土観光客、１６％増で過去最高

香港政府観光局（ＨＫＴＢ）の田北俊（ジェームス・ティエン）主席は９日、春節（旧正月）期間（２～８日）に中国本土から香港を訪れた観光客数が過去最高を記録したと発表した。当該期間中の本土からの観光客の合計は６６万２９２８人と昨年より１５．７％増加。特に２月７日は１１万７８７９人と、１日あたりの来港者数でも過去最高となった。

観光客の内訳では個人旅行が６７％を占め、次いで数次ビザで訪れた深セン市民が約２０％、ツアー客が１５％となっている。中でも数次ビザを持つ深セン市民は前年比４９％と大幅に増加した。また、田主席は最近のツアーガイドによる買い物の強要などトラブルも多く発生していることを踏まえ、「政府認定の旅行業界に関する枠組みや何らかの法的規制が必要になるだろう」とも語った。（香港ポスト）