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商務部、広州・東莞に副市長2人送り込む【華南—政治】

国務院商務部は先ごろ、広州市と東莞市にそれぞれに副市長として高官を送り込んだ。金融危機によって打撃を受けている広東省へのてこ入れとみられる。11月30日付『明報』『香港商報』によると、広州の副市長に就任したのは同部財務司の李栄燦・司長、東莞の副市長に就任したのは同部進出口公平貿易局の顧春芳・副局長。2人とも貿易、輸出入税務、為替などの事務に精通しており、広東省の輸出の落ち込みを食い止めるための措置の1つといえる。特に李氏はすでに中国共産党広州市委員会常務委員に就任しており、市の幹部の中では42歳と最も若く、唯一の中央政府からの転任である。(香港ポスト