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鳥インフルエンザ、ワクチン見直しを検討【香港—社会】
香港の養鶏場で飼育する家きん類には鳥インフルエンザワクチンの接種を義務づけているものの、元朗の養鶏場でH5N1型ウイルスの被害が出たことにつき、周一嶽(ヨーク・チョウ)食物及衛生局長は10日、ワクチンの見直しを検討すると語った。現在使われているのはオランダ製のH5N2型ワクチンで、2003年に国際基準にのっとり採用。その後、ウイルスが変異した可能性は否めないが、香港大学に中国本土との共同研究を要請し、H5N1型ワクチンへの転換の必要性はないと判断していたという。すでに本土ではH5N1型ワクチンが普及しており、北方・南方によって型が多少異なるため、今回香港で検出されたウイルスを本土の研究機関に送り、適したワクチンがあれば、試験的に取り入れる方針という。(香港ポスト)