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香港への数次ビザ、広州・珠海で年内実施へ

香港への観光目的による個人旅行の数次ビザについて、昨年から施行された深セン市に続き年内に広州、珠海の両市でも実施されるもようだ。2日付『大公報』によると、これは広東省公安庁などの関連部門が明らかにしたもので、広州、珠海を第2陣の試行都市とすべく国務院公安部、国家旅遊局、香港マカオ弁公室に働きかけているという。昨年4月に深セン市戸籍住民への数次ビザ発給が始まってから過去8カ月で延べ295万人が香港を訪れた。広州と珠海で実施されれば来港者は年間600万人増加、これら旅行者による消費は年間100億ドルを超えるとみられる。(香港ポスト