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DTZ「不動産価格は通年で10%下落」

不動産コンサルタントのDTZはこのほど、不動産価格は今年通年で10%下落するとの見通しを発表した。4月17日付香港各紙によると、特区政府が2月末に打ち出した不動産市場抑制策によって中小型住宅物件の価格は2月のピークから5%下落し、下半期にはさらに5%下落するとみる。通年予測は同社が年初に発表した10%上昇から一転。2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)流行時以降で最大の下落幅となる。欧州債務危機や鳥インフルエンザ(H7N9型)が拡散すれば下落幅はさらに拡大すると指摘している。(香港ポスト