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深セン市長取り調べ、収賄など3方面で調査
深セン市の許宗衡・市長が汚職容疑で取り調べを受けている件について、中国共産党中央紀律検査委員会はまれに見る大規模な調査を行っているもようだ。9日付『香港経済日報』によると、中央紀律検査委は建築工事の許認可をめぐる利益供与、官職買収行為、家族の財政状況の3つの面で許市長を調査。「地下鉄市長」の異名を取る許市長は5本の地下鉄を一斉に着工させているが、この地下鉄のほか、ユニバーシアード会場、公共住宅などの工事で業者からの収賄が疑われている。また低学歴にもかかわらず12年で処長から市長に昇進するのは速すぎ、官職を買収した疑いがある。家族の財政状況については出所不明の資産がないかを調査している。許市長のほかに一部官僚と関係者に対しても出境を制限する措置が取られ、他の官僚の汚職も発覚する可能性がある。(香港ポスト)