オクトパス、年内にも深センで使用可能に

シンクタンクの智経研究中心は２６日、「珠江デルタ大都市圏を世界級にするサミット」と「第２回珠江フォーラム」を開催した。唐英年（ヘンリー・タン）政務長官は講演で、「１国２制度は珠江デルタ各都市の協力の障害ではなく、地域独特の優位性にすべきだ」と述べ、珠江デルタ都市圏の融合を加速させる姿勢を示した。香港金融管理局（ＨＫＭＡ）の陳徳霖（ノーマン・チャン）総裁は広東省と香港の越境電子マネーの発展に関して講演し、１年以内には先行実施として香港と深セン市の双方で通用する「オクトパスカード」を発行する計画を明らかにした。（香港ポスト）