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天津市にある南開大学経済学院人口・発展研究所の原新・所長は11月26日、中国国内で1980年から2000年までに生まれた人のうち、男性が女性より3331万人多いことを明らかにした。年齢にすれば9歳から29歳に当たる人々で、「一人っ子政策」がもたらした男女比の不均衡は結婚やその後の出産に大きな影響を与えるとして懸念されている。27日付『新京報』が伝えた。原所長は26日に中国人民大学で開かれた中国の人口問題に関するシンポジウムの席上、これらの数字を明らかにした。2005年の段階では中国の出生人口の男女比率は女性が100に対して男性が120.49。08年では男性の比率は120.56まで上昇した。原所長は「男女比率の不均衡の問題は中国が世界でもっとも深刻だ」と述べた。自然な状態では男女比は女性100に対して男性が103~107程度だという。(香港ポスト)