香港
個人所得税

香港
中国アジア法令Q&A
Q:納税手続きのことでお伺いします。夫婦共働きなのですが、合算して申告したほうが良いのか、別々に申告したほうがいいのかわかりません。
夫婦二人の総収入がいくら以上の場合、別々にしたほうが得なのでしょうか?ちなみに子供はおりません。よろしくお願いします。
記事の内容は、法規定の変更などにより、現在の状況と異なっている場合がありますのでご留意ください。
A:香港では基礎控除(09/10年度でHK$108,000)が認められていますが、さらに、既婚者の場合で、その妻(夫)に収入がない場合には、プラスHK$108,000の控除ができます(したがって合計HK$216,000)。
また、夫婦それぞれに収入がある場合で、別々に申告したとすると、各自HK$108,000の控除ですが、合算申告を選択すると、二人で HK$216,000の控除となります。
したがって、簡単なケースでいいますと、一方が基礎控除以下の収入であれば、別々に申告すると、一方の方は基礎控除の金額枠を使いきれずに、不利となるでしょう。累進税率の関係もありますので、以下の香港税務局のホームページで、税額計算のシミュレーションしてみるのが一番確実です。参考にしてください。